先斗町の中程におばんざいやの「ますだ」があります。
創業は昭和6年という老舗、15年ぶりにいきました。
カウンターには大鉢、大皿、に盛られたおばんざいが何十鉢もずらりと並び、そのお味付けが実にやさしくて美味しい。 おから、こいも、菜っ葉、かも、などなど久しぶりの京都家庭料理を満喫しました。
何故かお店の中に信楽焼きのたぬき様がいっぱいいるのです。昔、先斗町の大火事のときに、火の手をたぬき様が防ぎお店を守ったそうだとか・・・・
友人が「ご主人!やかん使ってはる」とたずねてくれました。「おい!やかんだして」と。
出されたやかん・・・・私は「たぬき」かとびっくり しました。
大名炊き 古漬け大根を何回も塩ぬきして炊いたもの。実に美味しかった。