「ノークレーム、ノーリターン、使用は出来ません」。家屋の修復屋さんが壊した家の中から出て来たヤカンをネットで売りに出しました。使用不可能な古ヤカンが一個1,000円、なにはともあれ、とりあえず注文をしてみました。届いたのはまぎれもなく残骸の中からでてきたような古ヤカンです。洗ってみると何と可愛い姿が、、長い年月を働いたのでしょうお尻には煤をいっぱいついています。棄てられる寸前だったかもしれないヤカンが縁あって我が家に、なんとも不思議な縁だと思うのです。
銅板を叩いて切って曲げて、手仕事が目に見えるヤカンです。
持ち手の所に巻いてあるヒモ、これで水一杯入れても安定します。