高田の馬場の茶道会館は戦後の荒廃がまだ残る昭和25年に
建設され、もう58年になります。
東京の中とは思えない静かな佇まいです。
先日お稽古の後、茶室の隣にある厨房に入って驚きました。
なんと、なんと、磨きあげられたやかんが棚の上にぎっしりと並んでいるのです。
只、お湯を湧かすだけのお仕事のやかん。
この厨房の中で大切にやさしく扱われて何十年も働いているのでしょう。
それぞれのやかんはいい顔をもっていました。
写真を撮らせて頂いた北見宗幸先生に感謝です。
水で清めてある茶室への道
外にあった壊れたやかん。 水まき用かな?